iPhone バッテリー交換 後キャリブレーション（校正）必須！？

交換後の注意点、結論から知りたい人はこちら

iPhoneバッテリーってリチウムイオンバッテリーが使用されています。

バッテリーには必ず寿命があって使った分だけ必ず劣化します。だから、長く使い続けるために日頃の工夫が必要です。ちょっとした工夫がバッテリーを長持ちさせます(#^.^#)

では、劣化を防ぐためにはどんな使い方が最適なのか？

バッテリーの特徴を理解することがiPhoneバッテリーの最適化・長寿命化につながるりますので一読ください(#^.^#) 

そもそも家電のバッテリーっていろんな「種類」があることをご存知でしょうか？

恥ずかしながら私はこんな仕事をしておきながら、、あまり知りませんでした(^_^;)

俗に言うbatteryってそもそも3種類あるんですよ(#^.^#)

　①ニッケルカドミウム電池Ni-Cd

　パワーがあるのでコードレス家電によく使われる。

　②リチウムイオン電池Li-ion

　コンパクト化できるので携帯電話やゲーム機に使用されます。

　③ニッケル水素電池Ni-MH

　乾電池代わりにコードレス機器によく使われる。

これらの電池は2次電池と言って、使っては充電して、再び充電して使うみたいに何度も繰り返し使える電池のことを「2次電池」と言います。車のバッテリーやソーラー腕時計なんかもこの2次電池が使われていますね。

ちなみに、「1次電池」は乾電池みたいに使い捨てタイプの電池を言います。

充電池の種類によって用途が変わるんだな～ということが理解できますね(#^.^#)

ここからが本題なんですが(#^.^#)

　　では、どうしたら

　　スマホのバッテリーが

　　長持ちするのか？？これです↓　↓　↓

【 iPhoneのバッテリー交換したらキャリブレーション（校正）】

●リチウムバッテリー交換直後はバッテリー残量を使い切って！！

※スマホに限らずリチウムバッテリーを使用する機器はバッテリー交換したらキャリブレーションしてください。

【キャリブレーションの方法】

新品バッテリーに交換したらとりあえずバッテリー残量を使い切ります。

使い切るというのは表示の０％ではなく、電源が落ちるまで使用します。

これで本当にバッテリー残量0%になった状態にします。できればこの後完全放電させるために2時間程放置してください。

それから100%になる迄途切れず（充電コードを抜かず）に充電します。

100％まで充電出来たらそこから2時間程過充電します。これでキャリブレーションは以上で完了です。（精度を上げるには以上のやり方を3周くらい繰り返すとよりキャリブレーションの精度が上がります。）※間違って途中でコードを抜いてしまった場合は最初からやり直してください。

簡単ですね(#^.^#)

交換したバッテリーを使い始めて1、2年たってまたズレることがありますので、おsの場合再びキャリブレーションすればiPhone本体は正確にバッテリー残量を認識してバッテリー寿命を延ばすのに貢献してくれますよ。

上記の充電方法が終わったら、バッテリーの準備運動は完了ですからそこからは一般的な充電方法で大丈夫です。一般的な充電方法とは残量20％程度まで使ったら充電開始するタイミングですね(#^.^#)、充電開始～満充電一歩手前大体80%で充電完了！過充電はしないようにしてください。バッテリーを劣化させる原因になります。つまりバッテリー残量を20％～80%でいつも使用していたら理想的ってことです(^^)これを繰り返せば完璧(#^.^#)　できればキャリブレーションも半年とか1年とかに1回実施するのがよりiphone本体側のバッテリー残量認識レベルが上がりますので結果としてバッテリー寿命を延ばす要因になるかと思います。

バッテリーは調子が出てきたら完全に放電してしまう事を避けて、同時に完全に充電することも避ければ最も劣化を防ぐことが可能です・・・意識すればできるかも！　

　新品バッテリーの状態は、良好なイオン交換が行なわれず、放電能力が低い状態です。このまま大電流を流してしまうと本体側が過放電状態と判断してしまい、新品でも正常に充電できなくなる場合がございます。 新品バッテリーの状態で過放電を防ぐためには低電流で完全放電・完全充電を繰り返し、電池を活性化させます。

　通常、販売されるスマホはメーカーが予め上記のようなことを踏まえバッテリーの状態を整えてから顧客へ販売しています。ですが当店のような修理店ではそのまま新品のバッテリーをお渡ししていますので最初充電方法に上記のようなご理解が必要になります。以上が新品バッテリーの推奨の充電方法です。

●ちょこちょこ充電アリか無しか？～スマホはアリ～

スマホバッテリーの種類でリチウムイオンバッテリーは比較的こまめな充電に対応することが出来る種類でその点問題ないです。ただしニカド電池はその限りではありません。ニカド電池の場合は継ぎ足し充電することで、バッテリーが自分の限界を狭めてしまう効果あってそれをメモリー効果と言い自ら容量を減らしてしまいます。でもご心配なくスマホのリチウムバッテリーはこまめな充電もOKです～(#^.^#)

●充電しながらスマホ使用？　←やってしまうNGパターン！

充電しながらスマホを使用すると充電時の熱と動作による熱のコラボになってしまいます。いわば熱アンド熱で熱倍増！！ですね(>_<)45度以上まで上がってしまうと危険なのでアチアチまで行ったらいったん冷まして～(#^.^#)　充電中使えないのはしばらくご辛抱ご辛抱(#^.^#)　でも、熱いからと言って冷蔵庫には入れないでください急速な冷却は結露で故障確定します！！

なんでスマホに「熱」がダメかというとバッテリーは内部で化学変化を起こしていて温度の上昇が化学変化を促進し結果バッテリーの劣化につながるためできるだけ放熱したほうが良いという事ですね。

あと、満充電の状態（高電圧が劣化を促進）もあまり長時間放置すると良くなく！満充電したらそこそこ使って放置はOK、それから放電しすぎてバッテリーが空の状態も良くなく！バッテリー劣化促進してしまいます。

使っている充電ケーブルやスマホ本体の劣化を考慮すると充電する場所も可燃物の近くで充電することは火災につながりやすくなりますのでできるだけそのような環境に置かずに充電するのが吉！（車のダッシュボードなんかは危険なのでご注意！）

それから可燃物でなくてもコードがつながった状態で水没するような場所は避けましょう(#^.^#)　そうとても危険！！

●過充電しても平気？　←100%で充電ケーブルを抜こう！

夜寝る前に充電～朝起きたらフル充電～待ち時間なし便利～　これやっちゃいますがバッテリーにとっては過充電は大敵なので充電完了したらケーブルを抜きましょう。バッテリーどうしても熱に弱いので満充電なのに充電し続けると熱にやられてしまいます。ちなみにiPhoneの場合は満充電したら充電をストップする（学習する）機能がついているので負荷はかかりにくいですが対処したほうが無難ですね。 

●長期使用しないときは・・・保存劣化とは何？(#^.^#)

もしも長期間使用しないことが決まっているとしたら・・・必ずフル充電して冷暗所で保管することをお勧めします。そうすることでバッテリーの保護機能が働くので保存劣化を防ぐことができます。何もしないでも放っておくと徐々に放電し最終的にバッテリーは空になります。この状態を防ぐことが劣化を防ぎます。

●バッテリーが膨張したら・・・迷わず即交換！

バッテリーが膨張すると中から液晶画面を押し出して、膨らんできます。この状態になるととても危険すぐ交換してください。著しい劣化です。場合によってはバッテリーが膨張しすぎて画面を突き上げた結果画面割れに繋がるケースもあります。

●iPhoneバッテリーの寿命はいつ？←まちまち！

そもそもiPhoneのバッテリーってどの程度持つもの？何年くらい？

素朴な疑問ですが・・・これに関して答えは私たちの経験（お客様からの情報をもとに）店頭では「約2年位」とお答えしています。

自分で確認するには最大容量を見ればおおよその状態を把握可能です。おおよそ個人差はありますが85%程度からバッテリー交換時期とされています。

実際には人それぞれ使い方が違うのでひとくくりにできないのですが・・・

使用期間で言うとお客様から聞いた話でおおよそ2年位が寿命の平均値でしょうか。もちろん人によって4～5年位 使う人もいますが多数派ではないようです。

もちろん機種によるバッテリー容量の違いがあり、仮に同じ条件と内容でも消費電力が異なるため駆動時間もまちまちですね。iPhoneの機種が新しければそれだけバッテリーはながもちする可能性が高くなります。それからiPhoneのバッテリーが大容量だと長時間駆動が可能になりますね。

例えば毎日ユーチューブで動画ばかり見ている人とネットの閲覧と電話を少し使うぐらいという人だと同じスマホでも消費電力が違い過ぎて同じ品質のバッテリーで寿命の差が出来るのは明らかです。

私も個人的な体感として新品購入時は2日間はバッテリーが持つといったイメージでしたが、人によっては新品時から1日半程度になってしまうという人いると思います。

アップルはバッテリーの寿命について、充電回数を約500回としていますがこれはあくまでも目安で必ず500回にまで出来るという事では無いようですね。念のため500回というのは充電ケーブル抜き差しの回数ではなく満充電から放電の繰り返しを1サイクルとして500回という意味だそうです。

アップルはメーカーとしてiPhoneのすべての機能が正常に動作するという前提があってその状態で使えることが寿命という事になるようです。ユーザー側はこの辺りから少し違うように思えます。すべての機能というとやはり高レベルでの判断と言わざるを得ないですよね。

ですが一般ユーザーはそんなに高いレベルのことを要求する方は少ないのかもしれません、それこそすべての機能が使える事を必要としない人もいるでしょう。大体使うとこ決まっていますよね。。。

使用環境が違って、不便に思うタイミングも違うとなればどのタイミングでバッテリー交換するかは自分のタイミングというのが正解なのかもしれませんね。

ちなみに、私たちの経験としては究極は電源が入らない状態までお使いになる方も一定数いますw　ただしこの場合は通話には使っていないというパターンがほとんどで急な電源落ちにも慌てないという状態のようですね(#^.^#)　納得～

●バッテリーの減りが早いと思ったら

バッテリーの劣化は徐々に始まるので気付いた時にはそこそこ不便というのが相場でしょうか(#^.^#)　私もそうですw

細かく設定を見直しましょう～(#^.^#)

最も効果的なのは・・・

まずは画面の明るさを可能な範囲で弱めてください。画面の表示と明るさという項目があるのでそれをタップ、するとスライドバーがあるので指で調節！それから「明るさの自動調節」もOFFに！ちなみにオフが白でオンが緑です。

これだけでかなりの節電になるはずです。スマホの消費電力は半分くらいがこの画面の光です。そこをコントロールすればかなりの節電になりますね(#^.^#)

wifi,bluetooth,テザリングは使わない時はOFF！！

これも自分は意識しなくても機械は絶えず動いています。使わないならスイッチオフが良いですね(#^.^#)

その他、常駐ソフト関係はできるだけ最低限のものとすればいいでしょう。メールやアプリの通知も極力必要なければやめておくことをお勧めします。対し経つうち来ませんから・・・

iCloudもできるだけ必要なければオフしたほうが良いと思います。設定＞iCloudでできます！

SiriもOFF！便利な機能ですがそれほど使わないなら、自分で検索、自分で設定すればいいだけの話ですね(#^.^#)

あとは

バイブやアラーム、ライトなど物理的に動作する部分の最小化ですね。これも意外と電力使います。ライトは要注意ですね。

参考になりましたら幸いです！！(#^.^#)